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所持武将 SR武田勝頼 (画像) 必要士気 7 効果時間 統率時間 計略内容 味方の武力が上がる。さらに騎馬隊であれば突撃ダメージが上がり、槍足軽であれば槍撃ダメージが上がる。その効果は対象の味方の兵力が少ないほど大きい。 詳細 用法 対処法
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堂本瑞樹、僕の兄貴分。 僕が物心付いた時にはすでに、うちのキッチンを任されている母親といっしょにこの屋敷に住み込んでいて、小さいころにはよく一緒に駆け回った。 容姿端麗成績優秀。弁論巧者でよく大人たちを言い負かしたりしている、僕より364日年上の頼もしい兄貴。 性格はいたって冷静沈着。ノリはいいんだけど、あまり顔色を変えずに冷静にはしゃぐタイプ。 もちろん全く表情がない訳じゃない。皮肉ったような笑みを浮かべさせたらかなう奴なんかいない。 瑞樹は中学に入ったときから、僕に敬語でしか喋ってくれなくなったけど、こんな瑞樹だからそれが妙に似合っていて、なんだか納得させられてしまった。 「今日は楽しかったなぁ。あの大人たちの呆気に取られた顔ったら」 僕と瑞樹は誕生日が一日しか違わないので、毎年一緒に祝うことになってるんだけど、そのあいさつで瑞樹が実に堂々とした長広舌を振るって見せた。 「あの程度のことでよろしければいつでもご覧にいれますよ。ぼっちゃん」 それがあまりにも堂に入ってたから、みんな魅入られたのかだんだんと表情が抜けていって、なんか間が抜けた顔になってた。 ゆったりとしたスピードでなおかつ抑揚の大きな語り口。舞台俳優もかくやというほど大きく堂々とした身振り。 誕生日のあいさつ程度の内容で、会場を飲んでしまった。 「役者になった方がいいんじゃない?」 「何をおっしゃいますかぼっちゃん。私は浅倉家の執事としてぼっちゃんに付き従う運命をもって生まれてきた人間ですよ」 「頼もしいけど、本当にそれでいいの? 後悔しない?」 「この浅倉家の跡を継ぎ、これから大財閥を率いることになる光彦様の、私はその傍らで公私ともにサポートさせていただけるのです。これ以上の幸福がどこにあるでしょう?」 「ぼっちゃんとか光彦様って呼ばれかたは、苦手なんだけどな……」 ちなみに、瑞樹のこのしゃべり方のポイントは、どこか微妙なふてぶてしさを漂わせることなんだそうだ。自分でいってた。 うん、わざとこういうしゃべり方をしてるんだ。こういうことを楽しむのが、この堂本瑞樹って人物。 一夜明けて―― 「おはようございますご主人様」 かわいいメイドさんに起こされる。 「おはよう…… う~、日曜日くらいゆっくり寝させてよ~……」 「いけませんよご主人様。休日だからこそ油断せずにしっかり起きなくてはいけません。そうでなければ身体のリズムを崩すことになります。リズムの乱れは――」 「あ~も~、わかってるよ~。わかってるけど眠い~……」 「わかっているなら早く起きてください。朝食がさめてしまいますよ」 「…………」 「…………」 「……えっと ……だ、だれ?」 「はい、目をお開けになってからお気づきになるまでの所要時間は32秒でした。なかなかに寝起きらしくかわいらしい反応で、たいへんよろしいかと存じます」 なにやら涼しい顔でストップウォッチなんか見てる。 「……あの、うちって、メイドさんは雇ってなかったと ……思う、ん、だけど ……?」 通いの家政婦さんは来るけど。 「然様でございますね」 「さようって、そんな当たり前みたいに言われても……」 「まだお分かりになりませんか?」 ここで、ニヤリといじわるっぽく笑われた。 「わかるってなにをだよ! わかるわけないじゃないか!」 「困りましたね、これからこの浅倉家の跡を継ぎ大財閥を率いることになる光彦様が、こんなに察しがお悪くていらっしゃるようでは、将来の浅倉家が心配になってしまいます」 あれ、この言い回しって…… それにさっきの笑い顔も…… 「もちろんそのような不安がないよう、不肖この私めが公私ともに全力でサポートさせていただく所存ではございますが」 「……もしかして、瑞樹?」 「はいご明察。 ……と申し上げたいところですが、この程度のことで正解にたどり着くまでに1分と56秒もかかってしまうようでは、そこまでの高評価は差し上げられませんね。なにせ“明察”とは“相手の推察の尊敬語”でございますから」 ストップウォッチを眺めながらいつも通りの長々とした語り口。やっぱり瑞樹だ。 「でも、どうして女の子に……」 「それこそお分かりいただけなければ困ってしまいます」 「……もしかして、女体化現象?」 「はい正解です。15歳の誕生日までに一度も性交渉をもたなかった男子の肉体が一定の確立で女子のそれに変化してしまう現象、“女体化現象”でございます。一夜にして性別が変わってしまう現象など普通はこれ以外に考えつきませんから、正解なさって当然ですね」 「なんでさ。なんで瑞樹が女体化するんだよ。瑞樹カッコイイからいくらでも女の人と…… その…… そういうことできそうだったじゃないか」 「なってしまった以上、仕方がありませんね」 「なんでそんなに冷静なんだよ……」 「こうなってしまった以上、この堂本瑞樹、執事への道はきっぱりとあきらめ、新たにご主人様専属のメイドとして誠心誠意お尽くし致したい所存です」 「……女の人が執事でもいいんじゃないかな」 「…………」 「…………」 ……黙った。 「とにかく! 執事への道はきっぱりあきらめ、新たにご主人様専属のメイドとして――」 「なんでだよ!」 こういうまじめそうな顔をした愉快犯。これが堂本瑞樹って人物。僕の兄貴分……? 「そういえばメイド服なんていつ用意したの?」 「女にはさまざまな秘密があるものです」 「昨日まで男だったじゃないか…… それから『ご主人様』はやめて」 「お断り致します」 「やめてよ」 「却下です」 「メイドというものに対して、まるで家事のスペシャリストであるかのようなイメージをもってしまいがちですが、中世においては必ずしもそうであったわけではないようです」 「え~と…… うん……?」 和風建築の中にメイド服って浮きまくってるなぁ…… それはそれとして、いま夜なんだ。あまり夜更かしが得意じゃない僕としてはそろそろ…… 「そもそもメイドになるパターンとしては、幼いころから身売り同然で屋敷に引き取られるという場合が少なくなかったようで、そんな子供たちが最初から家事の達人であるはずがありません。メイドとして働きながら徐々にスペシャリストに近づいて行けばいいのです。 もちろんスペシャリストと呼べるほどの能力を有するメイドも居たようですし、メイドの養成学校などもあったようですが、能力の有無自体は必要条件ではありません。そもそも養成学校に通える余裕のあるメイド志望者がそれほどいたわけでもないようです」 「そ、そうなんだ…… へぇ~……」 長話をしながら、瑞樹が僕の布団の横に布団を並べているのが気になるんだけど…… でも、なんでこんな話になってるんだっけ? 「仕事内容は庭木の手入れ、館内の清掃、洗濯、繕いもの、主人の身の回りの世話、場合によっては家畜の世話までさまざまな仕事がありましたが、いずれもメイド長やコックなどといった上級使用人の下で働く下級使用人で、一山いくらの存在でした ちなみにこのメイド長という上級使用人が家事全般の指示を出す能力と家事に関する全責任を有するため、『家政婦』という存在がこれと同等なのではないかという議論がメイドマニアたちの間でなされているそうです」 なにメイドマニアって…… 「それはいいんだけどさ…… 瑞樹……」 「何でしょうかご主人様。何なりとお申し付けください」 「そろそろ…… 寝たいんだけど……」 「おやすみなさいませご主人様」 「…………」 「…………」 部屋を出て行くつもりはないようだ。 「あの…… もしかして…… ここで、寝るの?」 「もちろんですとも。ご主人様の部屋付きのメイドとなったからには、ご主人様の日常生活に支障をきたすいかなる問題もなくなりますよう、おはようからおやすみまでしっかり暮らしを見つめさせていただきます」 ラ、ライ○ン……? 「でも、なんか、緊張する っていうか…… 困る……」 「何をおっしゃいますかご主人様、昔はよく一緒に眠ったものではありませんか」 「それは小さいころの話じゃないか。それに、瑞樹はもう女の子なんだ、だから…… その……」 「お慣れください」 「で、でも……」 「お慣れください。ご主人様は古くから続く名家の、しかも現在においても今だ大きな影響力を保っている大財閥の、たった一人の跡取り息子なんです。世が世なら女の一人や二人囲っていてもおかしくない存在なのにもかかわらず、女一人にうろたえてどうするんですか」 「そんなこと言われたって……」 「誠実であることは美徳ではございますが、ご主人様は少々真っすぐ過ぎるのです。一筋縄では行かないこの世の中、少しぐらい不まじめな方がよいこともあります。私はそこが心配です」 「分かってはいるんだけど――」 「分かっていらっしゃるのでしたら、このままおやすみくださいご主人様」 「……うん」 ……なんか納得がいかないのはどうしてだろう。 「あ、ご主人様。先程のメイドの話の続きですが、部屋付きのメイドが部屋の主人によって手込めにされるといった事態は少なくなかったそうですよ」 「な! なにを――」 「部屋付きのメイドが部屋の主人によって手込めにされるといった事態は少なくなかったそうですよ」 「なんで二回言うの!?」 なんか、瑞樹と同じ部屋で暮らすことになったみたい…… 周囲からの突っ込みが一切ないことが気になり過ぎるんだけど、だれか助けてよ…… いま、きぬ擦れの音が聞こえるんだよ。瑞樹着替えてるよ、目を開ければ見えるような位置で着替えてるよ…… 眠れない…… え~、うちの両親が超乗り気です…… 「だから、倫理上とかさ、いろいろ問題があるじゃないか……」 って言ってるのに…… 「がっはっはっは、問題ない問題ない。しっかり面倒見てもらえ」 これだもの…… 「おまえの引っ込み思案を直すいい機会だ。本当になんでこの俺様からこんな気の小さい子が生まれたのか不思議に思っておったところだ」 僕だって、なんでこんな自信の固まりみたいな父親の子供なのか不思議だよ…… 「またまたお父さんったら、昔のあなたにそっくりじゃありませんか。すぐ緊張して縮こまっちゃうかわいらしいところなんか特に」 「よ! 余計なことは言わんでいい!」 「あらあら。うふふふふ♪」 お母さんがお父さんの頭を抱き締めている。ほんとに仲のいい夫婦だ。 ……ってこのお父さんにそんな過去が!? まぁいい、今の問題は瑞樹だ、こうなったら瑞樹のお母さんに―― 「おばさんも何とか言ってよ」 「うちの瑞樹が自分で選んだ道ですから」 とかいいながらちょっと楽しそうはなぜ? う~、瑞樹のお母さんも乗り気だ…… ここって親子そろって愉快犯なんだもんなぁ…… こ、これは周囲からの突っ込みが一切期待できない…… 困った…… 「では瑞樹君。うちの息子のこと、よろしくたのむぞ」 「お任せください旦那様。この堂本瑞樹、命に代えましてもご主人様が跡継ぎとしてふさわしい一人前の男性となりますよう導かせていただきます」 「突っ込み入れるどころか頼んじゃうし……」 朝が眠くても、朝食時の会話に納得のいかないものがあっても、中学生は学校に行かなければならない。 「ふわぁ~~…… 眠い」 「おやおや眠たそうですねご主人様。どうしてでしょう昨夜は私より早くお休みになったというのに」 「……誰のせいで眠れなかったと思ってるんだよ」 横にいるんだよ。ずっと寝息が聞こえるんだよ。今の瑞樹ってすっごくかわいい女の子なんだよ。僕らは思春期の真っ只中なんだよ…… 今は登校中。さすがに学校ではメイドをやってはいられないと思ったのかしらないけど、さすがに今はメイド服じゃない。でも―― 「その女子用の制服はいつの間に用意したの?」 「女には秘密が付き物でございます」 「一昨日まで男だったじゃないか…… いくらなんでも準備がよすぎるとおもうんだ」 「ご主人様にもこれくらいの準備の良さを期待しますわ」 「そのちょっとばかり人間離れした準備のよさをまねしろと言うのは無茶だと思う……」 「いけませんご主人様、男子たるものそんなに簡単に物事をあきらめてしまっては。 大丈夫です、ご主人様はこの大浅倉財閥を今をもってなお成長させ続けているあの偉大な旦那様の血を引き継いでいらっしゃるのです、私ごときが出来るようなことをやってやれないということはございません。 そもそもご主人様には才能がお在りなのです、にもかかわらず心がブレーキをかけてしまう癖が――」 あぁ~…… 瑞樹の大演説が始まっちゃった…… いったんスイッチが入ると長いんだ…… 基本的に僕に対する瑞樹の立場というのは「お目付役」であり「兄貴」なので(今は姉貴なのかな?)、勢い僕へのお説教が増える。 ふだんから長くしゃべるのに、お兄ちゃんモード(お姉ちゃんモード?)になると更に長いんだ。たぶん学校に付くまで終わらないんじゃないかな。 日頃から僕に言いたいことがたくさんたまってるのかなぁ…… うぅ、ふがいない弟分でごめんよぅ…… 「ちゃんと聞いていらっしゃるんですかぼっちゃん!」 「あ、ほら! もう学校着いたよ! じゃ…… じゃあ僕もう教室行くね!」 「あ、お待ちくださいぼっちゃん!」 「ほらほら、瑞樹も教室行かないと遅刻しちゃうよ!」 「こらー!」 三十六計逃げるになんとかだ、瑞樹も1学年したの教室にまで追ってはこないだろう。 お説教はもうこりごりですよ僕は…… これで放課後までは解放されるだろう。あぁ緊張した…… 瑞樹は自分が女の子になったって自覚してるのかな…… 僕は思春期真っ盛りの男の子なんだよ。わかってよ! わかっててわざとやってるような気がする…… 瑞樹って基本的に愉快犯だしなぁ…… あ、そういえば呼び名がぼっちゃんに戻ってたな。
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BRACK/MATRIX 3-108 108 ブラックマトリクス sage 04/01/04 10 06 ID wD2WhR24 神と魔の戦いにおいて魔が勝利した世界。善悪の価値基準が逆転しています。 黒い羽をもつ人が支配階級、白い羽をもつ人が奴隷扱い。 主人公は白い羽。ご主人様と一緒に山奥で暮らしています。ラブラブです。 ところが、ある日7つの大罪の一つ「愛」を犯した言われてご主人様が捕まりました。 主人公は監獄行き。そこで自由とか正義とかで捕まった仲間と出会い脱出。 黒い羽の仲間、へたれ少年とじじいも仲間に。 自分の羽をもぎ取って装備する大邪神の鎧を手に入れたりしながら各地のボス撃破 いつのまにか世界を救う戦いになっています。 んで主人公こそが神サタンであり大邪神メタトロンの転生であるとかなんとか 悪魔皆殺し、大邪神の力に目覚めた仲間皆殺し、世界は崩壊。 主人公とご主人様は新世界のアダムとイヴになりましたとさ終わり。
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ゲームの三国統一メッセージと表情をそのまま載せてます。 星や春蘭の日本語が怪しいのはゲームのほうの誤記です。 画像がない武将は、いま手持ちにおらず、画像が取得できないため、 後日あげます。 三国統一お疲れ様。ご主人様のおかげで私、ここまでこれたよ。私ご主人様のこと、大好きだよ♪ 三国統一おめでとうございます、ご主人様。はじめの頃に比べると、ご主人様はずいぶん成長なされましたな。で、できればこれからも一緒にいてくれると嬉しいのですが…。 おかえりなさいなのだ!三国統一なんてとってもスゴイのだ!これからは食べたいものをたーくさん食べられるのだ! お疲れ様です。もう、私から教えることは何もありませんね…。はわわ、な、泣いてなんていませんからね!本当です!ちょっと寂しいなとか思っていませんからね! 戦勝おめでとう主。私は主が友であることを誇りに思うぞ。これからも主の槍として、共に戦っていこうではないか。そうだな、二人で正義の味方になるのというのもいいな…。 お疲れ様です、ご主人様。これからは夫婦水入らずで過ごせますね♪あらあら、照れなくてもよろしいのに。 お疲れだったな、お館。三国統一なんてすごいじゃないか。さぁて、これから色々と忙しくなるぞ。ほら、立った立った! ふぇ~ん、ご主人様ご無事でよかったです~。わ、私三国統一なんて夢みたいです~。ご主人様にお仕えできて本当に光栄です~。 おかえり、ご主人様!三国統一おめでと!これからご主人様との生活を想像すると…にひひ、色々楽しみだね~♪ おかえりなさいませ。三国統一お疲れ様でした。これでもう誰とも争わなくていいんですね。私は、それだけでもう十分です。本当にお疲れ様でした。 いくら三国統一したからって気が緩みすぎなんじゃないの?もう、ボクがいないと本当にダメなんだから…でも、お疲れ様。べ、別にちょっとカッコイイとか思ったわけじゃないんだからね! 三国統一、ご主人様すごい。平和だとみんな楽しい…いっぱい寝て、ごはんたくさん食べられる…。 ほ、本当に三国統一をしてしまうなんて…むむ~、こうなれば陳宮も認めるしかないようですね…。 おっかえり~!三国統一おめでとうな~!もう、むっちゃかっこ良かったわ!うち惚れ直したで~! 三国統一、見事だったわ。ま、この私が選んだのだから当然といえば当然ね。これからも私と共に歩みなさい、これは命令よ♪ 三国統一とはお前もなかなかやるじゃないか。見直したぞ。だが、この程度で私は満足せんぞ!目指すは三国最強だ!そのために、お前にはもっともっと強くなってもらなわんとな! 秋蘭 三国統一おめでとう。素晴らしい戦いぶりだったな。きっとお前じゃなければ、できなかったことだろう。これからもよろしく。頼りにしているぞ。 すごいよ!ホントに三国を統一しちゃったんだね!それじゃお祝いしようよ!ボクおいしい店知ってるんだ! おかえりなさい!三国統一おめでとうございます!あ、そうだ!やっぱりお腹すいてますよね?それじゃあ腕によりをかけて、ごちそうを用意しますね! 三国統一、おめでとうございます。私もあなたにお供することができて…う、嬉しさのあまり鼻血が…ぶは~! おお、三国統一おめでとうなのです。やはりあなたは私が見込んだとおりの人だったのですね~。これからもこの大陸を照らし続けてくださいね~。 お疲れ様でした。三国統一おめでとうございます!私は、あなたと共に戦えたことを心から誇りに思います! ようやったな。お疲れ様~。これからはうちのからくりも平和のために使わなあかんなぁ。そんじゃさっそく実験台お願いするで~! 三国統一おめでとうなのー!これからはお洒落し放題なのー!いや~ん、想像するだけで楽しみなのー♪ 三国統一おめでとー!さぁ、お酒よお酒!じゃんじゃん飲むわよー!ふふ、三国統一なんて本当に夢みたい♪ 蓮華 おかえりなさい。三国統一なんて夢みたいね。これからは時間もたっぷりあるんだし、今はゆっくり休むといいわ。 おかえりなさーい!三国統一おめでと~!それじゃあ平和になったことだし、私がお嫁さんになってあげるね♪ まさか三国統一をやり遂げるなんてのぅ。まったく、長生きはしてみるもんじゃな!さぁて次はどんな夢を見させてくれるか楽しみだわい! 冥琳 三国統一おめでとう。見事な手腕だったな。ふふ、これからお前の隣でどんな景色を見られるかと思うとワクワクするな。 三国統一、見事だったぞ。そうだな、お前といるのも悪くはないな。これからもよろしく頼む。 お、お疲れ様です!三国統一おめでとうございます!この大陸に平和が訪れるなんて…私とっても嬉しいです。今度ごま団子をたくさん用意して、どこかに行きましょうね! お疲れ様です!三国統一おめでとうございます!私、平和になったら、たくさんのお猫様と一緒に暮らすのが夢だったんです!はわ~お猫様~♪ お疲れさま~♪待ってたよ~♪三国統一なんてびっくりしちゃった~。それじゃあ、たっくさんご褒美あげちゃうね~! おーほっほっほ!三国統一の大義、褒めて遣わしますわ!ああ、大陸中に広がる私の名声…想像しただけで笑いが止まりませんわ! 三国統一なんてスッゲーな!しびれるかっこ良さだぜ!やっぱ次は三国最強を目指すんだよな!?男はでっかく夢持たねーとな!よーし早速特訓しようぜ! ご無事で何よりです。そして三国統一おめでとうございます。これでもう平穏な日々を過ごせるかと思うと、それだけで涙が出ちゃいそうです…。 美羽 三国統一ご苦労なのじゃ!これからはハチミツ水を飲み放題なのじゃ~♪ あらら、三国を統一しちゃいましたか~。ま、私はいつかやると思ってましたよ。ホントですよ?ほらほら、人間疑いもせず素直に喜ぶのが一番ですよ~♪ 三国統一おめでとうなのにゃ!みぃも嬉しいにゃ~!今度は南蛮で大王になるにゃ~! おかえりなさぁい!もう、どこいってたのよぉん。寂しかったわぁん♪さあ、私のガッチガチの胸板で抱きしめてあげるぅん! お疲れ様。三国統一、よくやったな。だが、まだまだこの大陸には病魔が蔓延っている!いくぞ!俺たちの戦いはこれからだ!
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BRACK/MATRIX 3-108 108 ブラックマトリクス sage 04/01/04 10 06 ID wD2WhR24 神と魔の戦いにおいて魔が勝利した世界。善悪の価値基準が逆転しています。 黒い羽をもつ人が支配階級、白い羽をもつ人が奴隷扱い。 主人公は白い羽。ご主人様と一緒に山奥で暮らしています。ラブラブです。 ところが、ある日7つの大罪の一つ「愛」を犯した言われてご主人様が捕まりました。 主人公は監獄行き。そこで自由とか正義とかで捕まった仲間と出会い脱出。 黒い羽の仲間、へたれ少年とじじいも仲間に。 自分の羽をもぎ取って装備する大邪神の鎧を手に入れたりしながら各地のボス撃破 いつのまにか世界を救う戦いになっています。 んで主人公こそが神サタンであり大邪神メタトロンの転生であるとかなんとか 悪魔皆殺し、大邪神の力に目覚めた仲間皆殺し、世界は崩壊。 主人公とご主人様は新世界のアダムとイヴになりましたとさ終わり。
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首蜻蛉 一話 「うぅ~…ひゃう、もうちょっと右…」 「ここ?」 「きゃう!ちべたい!もーなんで左右間違えるのよ~!!」 こんにちは。僕は敬部。「けーぶ」って呼ばれています。ご主人様の背中に湿布を張ろうと格闘中。 趣味はご主人様の「アカネ」様に悪戯することです。たとえば、わざと湿布の張りどころを間違えたり。 「ていうか、こんなの本当に効くのぉ?」 「そりゃトンボの世界には無いでしょうけど、人間世界じゃ普及してますよ。肩こりとか、腰痛とか」 「む~…ぜったい、ちべたいだけだ~…」 ヒトの言うトンボとは、羽とか、目とか、いろいろと人間離れした要素があります。 でもご主人様達「トンボ族」はそんなのでもないですよ。 たとえば赤の幾何学模様の羽は取り外し式。これ、魔力を固めた物なんで、割れてもすぐ構築できます。 履き慣れたクツのように感触があるので、急にさわると「ひゃう」ビックリします。 他にも、目元は「にゅー」普通の人間です。ほら、モミモミすると面白顔できますよ? トンボらしく全天視認できることはできますが、素の状態だと人間と同じです。視力は平均30だけど。 さらに「あうー」全身は普通の人間女性。せいぜい触覚が2本生えているくらいですかね? それに全身に幾何学模様があります。これはトンボ柄です。アカネ様はミヤマアカネだと思います。 ご主人様の本名が「深山 茜(みやま あかね)」なのは偶然のはず…。「もっと下もー」 さらにオシリから生えたシッポです。まるで装甲版のような外骨格ですが「うんにゅー♪」 意外とやわらかくて、マッサージすると蕩けてしまいます。 「おしまいです」 ご主人様の背中にタオルを挟んでまたがりもみほぐす時間は過ぎました。 「え~」 「『え~』じゃないです。ゴハンつくらないと」 「弾幕勝負したのよー、つかれたのよー。もうちょっと、ね?」 弾幕勝負とは、トンボ流のケンカです。いえ、決闘ですね。 魔法で火の玉とか土くれとか飛ばして打ち負かすんですけど、 勝つと食材を値引きしてもらえたりします。つまり日常です。 ご主人様のブーイングをよそに立ち上がろうとしたらうわあっ!? ゴチン 「えへへー、足つかまえたー」 ご主人様は常に悪気はないんです。 でも顔からお布団の無いところに入りました。ここ、岩の洞窟にワラを編んだじゅうたんです。 保温はあっても、かたいです。いたいです。 「…ふえ」 「ほら泣かない!」 グズり出した自分を両手でギュっと包み込んでくれます。 サラシに巻かれた胸(トンボには下着なんてありません。少数民族ですから)に顔が押し付けられて、 なんか少し悔しくなったので我慢しました。 「怒んないでよ、ごめーん」 …その顔でBB弾ゼロ距離級の威力で何度魔法を叩き込まれたことか。(いわゆる、しつけです) でも毎度の事ながら、物理的に脱出できない都合で、僕はここにいます。それは追々。 「…おかず、ハエとカマキリの煮付けにしますよ」 「あーんごめん、ってばあ!だからそんなババ臭いメニューは許してよう…」 胸元にホールドアップされたまま頭頂部をグリグリ撫でてきます。くすぐったいです。 ちなみにトンボは肉食です。 狩人嗜好で新鮮な大物を狩るトンボと探索者嗜好で腐肉を好むトンボがいます。 ご主人様は前者。バーベキューはレアどころかブルーが大好き。腐肉や煮付は高齢者の人気だそうです。 ぼくは断然にウェルダンですね焦げ目がいいんですよ。ナマニクとかお腹を下します。ていうか死ねますよ?確実に。 「さ、もうお米も炊き上がっているころです」 「ジェラート冷えてるかなあ!?」 ご主人様がキラッキラの目でこちらを見ます。 「いい頃合ですよ」 僕は微笑み返しました。 落ち物の本のレシピで作った、シャリシャリ(シャーベットランクです)の蜂蜜ジェラートが大好きなんです。 ただし作るのに半日かかるんで月に一回くらいしかやりません。 (ちなみに本気で機嫌が悪いときはジェラートにミミズ突っ込んでやりました。気がつかずに食べてました…トンボだからいっか?) 寝室から隣の居間に二人で進むと、たくさんの妖精がいます。 「ニョホ」「ニョー」 この一つ目のモフモフが生えている毛玉状物体は「ベアード」というそうです。 「メシクワホー」「ハラヘニョー」 わりとしゃべります。ちなみに我が家には20体います。 手乗りサイズといいますか、直径は大小込みで5~10センチだと思います。 毛の色はこれまた七色おりまして、まあ半数は黒と白です。 これが、もっちもっち、もっちもっちと跳ねながら足元に集まってきます。 実際さわり心地はもちもちのフワフワです。 「はいはい、みんなもゴハンだね。それじゃあ冷蔵庫を…」 ガチャリ 「…えッ、空っぽ!? どーいうことよ、ねえ!?」 ぼくにもよくわかりません。ふとベアードたちのほうを見ると 「二十匹余さず一斉に目を逸らしただとッ!?」 「消してやるッ!貴様らの存在を消してやるうううう!!」 「わー!!!魔方陣展開しないでください外骨格召還しても狭いです家がつぶれますーーー!!!」 「また建てればよろしぃーーーーーーー!!」 「ニョホホーーーー!!!」 チュドムッ 食べ物の怒りは恐ろしいです。 つづく
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無UR シャイニープリンセスドッグ シャイニープリンセスドッグ MAX Lv 75 性別不明 必要統率 58 HP AT DF TOTAL 初期能力(純正品) 4300(14305) 5070(14998) 7710(21197) 17080(50500) LvMAX時能力(純正品) 17200(27205) 16900(26828) 25700(39187) 59800(93220) 純正継承値 +10005 +9928 +13487 スキル シャイニーオーラ敵 混 DF -30%初期 ☆ MAX --- 売却価格 10670マーニ 入手経路 クエストイベント『蘇る呪剣』育成キャラ 召喚セリフ 図鑑テキスト王様になるなんて、やるじゃないご主人様♪あたしの予想通りというか計画通りなんだけれどね…。あたしがいなかったら、この人が王様になれる訳ないでしょ?まぁ、一時の栄光だけれどね……。 レアリティ一覧 ランク キャラクター名 Lv 統率 スキル 交換不可期間 Uノーマル パピードッグ 45 15 敵 混 DF -10% 初期 ☆ 2013/09/03~2013/11/16 レア ペットドッグ 55 20 敵 混 DF -15% 初期 ☆ Sレア ベストショードッグ 65 38 敵 混 DF -20% 初期 ☆ Uレア シャイニープリンセスドッグ 75 58 敵 混 DF -30% 初期 ☆ レジェンド ブリリアントクイーンドッグ 85 89 敵 混 DF -45% 初期 ☆ SKレベル 5☆☆☆☆☆ 10★★★★★ 15★★★★★ 20★★★★★ 25★★★★★ 30★★★★★ 35★★★★★ →に近づくほど発動率がUP(効果は変わらない) 王様になるなんて、やるじゃないご主人様♪あたしの予想通りというか計画通りなんだけれどね…。あたしがいなかったら、この人が王様になれる訳ないでしょ?まぁ、一時の栄光だけれどね……。 (2013-08-22 09 36 22) ↑図鑑テキストです。SRのところに間違えて投稿してしまいました。 (2013-08-22 09 36 43) ご主人様の留守中はあたしがアンタ達の主よ。ふふ、ご主人様に告げ口してもムダなんだから、あたしの事がだーい好きなご主人様が聞く耳持つわけないでしょう?ほら、手を休めないでちょうだい!次はブラッシングよ! (2013-08-22 09 37 12) ↑がSRの図鑑テキストになります。 (2013-08-22 09 37 24) また投稿ミスしてしまいました。失礼しました。 (2013-08-22 09 38 24) ありがとうございます。反映いたしました。---中の人 コメント
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イノシシの国 ヒト編パート6 俺は、深夜、里長の部屋に呼ばれていた。 双子はとっくに寝静まって、虫の音しか響かない。 それも、きっちりと閉められた板戸の向こうだ。 里長はゆっくりと酒を呑んでいる。 ご主人様と同じような仕草で呑むのは、やはり付き合いが長いからだろうか。 着流しに包まれた太腿が、立て膝で露になる。日に焼けないのだろう、そこはやたらと白い。 俺は唾を飲み込み、手招きされるままに、股間へと顔を埋めていく。 何も身に付けていない、その茂みの中に舌を伸ばして、低く笑い声を上げる里長を押し倒していきながら、舌の動きは止めない。 視界の隅で酒が床に零れ、一旦顔を離した俺は、それを指ですくって、濡れてきた茂みの奥に塗り込む。 途端、反応がよく濡れ始めるそこに、さらに舌をはわせ、両足の間で、ずずっといやらしい音を立ててやる。 すぐ傍には一組の布団が敷かれていて、その枕元には黄表紙が見えた。 あれを見て一人慰めるよりも、『冬』の準備は、直接の方がいいだろう……。 それにしても、こう、茂みって、剛毛だよな。だれもかれも……。 と思ったら、目が覚めた。 俺は、板間に鼻をこすりつけていたらしい。 よだれのしみが出来ていた。 布団がずれて、俺の頭と足は完全にはみ出して回転している。 すでに、朝の光を取り込む為か、板戸は開け放たれていて、周囲には誰もいない。 いいにおいが、囲炉裏のほうから漂ってくる。 なんか、昨日の今日で、あの場所に行きにくい。 双子と、どんな顔をして会えばいいんだ? だが、結局腹の虫が鳴って、俺は渋々、身繕いを整え、井戸で顔を洗った後、囲炉裏へと出向いた。 囲炉裏には里長だけがいて、朝の夢の生々しさから俺はそっと視線を合わせないようにした。 あの後、『冬』の説明を淡々と受けたから、あんな夢を見たんだ。そう思う事にする。 「おはようございます……」 視線をそらしたまま、頭を下げる。 「寝坊助だな、ゴボウ。食事を終えたら、出向いてもらいたいところがある」 里長は俺を見上げた後は、囲炉裏の傍に置いてあった盆を指差し、自分はお茶を飲んでいた。 お盆の上には箸と茶碗、お椀があった。俺は近くのおひつと、囲炉裏にかけられた鍋から、芋栗南京ごはんと、炒め菜の味噌汁をよそり、黙々と食べた。 味噌汁からはごま油の風味がしてうまい。 「ごちそうさまです」 手を合わせて、食事を終えると、里長が話を切り出した。 「里外れの竹林に庵がある。そこに、ミクルのところで土産を預かった後、よってもらいたい。いいか、竹林の中で怪我をしてはならぬぞ、くれぐれもな」 俺は承知して、食器を洗って片付けると、早々に、屋敷を退散した。 また、ミクルのところで微妙に気まずい思いをし、風呂敷包みを受け取った後、俺は竹林に足を踏み入れた。 竹林は広くて、俺は一向に見えない家屋に、迷ったかと思いかけたところだった。 ぽつん、とその家は物陰に姿を現した。ちょうどそこだけ土地が低くなっていて、俺が来た方からは見えない位置にあった。 これが、庵か。 すべてが竹で出来ていて、押し出し窓の下に、つっかえ棒がしてある。 通風はよさそうだ。 回り込むと、一段高くなった入口に、竹製の把っ手のついた扉があった。軽くノックをする。 「どうぞ、扉は開いていますよ」 中に入ると、竹の匂いがより一層強くなった。 青竹の床はスニーカー越しでも足に心地よい。 扉を閉めると、竹の匂いに混じって、古書の匂いがしてきた。 「靴は……?」 「靴? ああ、履物ですね。そのままどうぞ」 声だけが、天井高く積み上げられた本の山の向こうから聞こえてくる。 「よくいらっしゃいましたね。僕が庵主のレンアンです」 そこにいたのはヒゲが一切生えてない童顔に、丸眼鏡をかけた、背の低いおっさんだった。 M字に生え際の後退した剛毛伸び放題の髪。俺の目線からは、くっきりと薄毛の進行具合が見える。 耳は確かにイノシシの耳だけど、本当にこんなのがイノシシの男? 俺は目を疑った。 イノシシの成人した男を見たのは初めてで、判断材料がない。 服装は、書生風で、スタンドカラーのシャツを着物に合わせている。袴なんてここにあったのかという感じだ。 でもそれ以外は、里の他の女より背が低そうだし、首短いし、なんか背中丸まってるし。迫力ゼロだ。 「あ、ぼ、僕は全然一般的ではないですからね。チビハゲデブの3拍子揃った上に、10万人に1人といない落ちこぼれのマダラですが……」 喋る口元から牙が覗く。 ずいぶんと卑屈な人だ。 「マダラ?」 「僕のように、女性と同じ顔をしている男です。イノシシ族は特にこの割合が低いのですよ」 「はあ」 他にも獣顔の種族がいるってことだよな。それ。 あまり想像したくない。 「ええと、そうですね。この本で解説しましょう」 レンアンのおっさんは横に積み上げてある本棚の中から、一冊の本をとり出した。 「ええと。これがイノシシの一般的な女性。それから20人に1人の門番相です」 イノシシの女性、とされた絵は里の女達やご主人様と変わらぬ姿。そして門番相は老婆の姿だった。 「それで、こちらが一般的なイノシシの男性です。僕みたいのは極々例外です」 イノシシが服を着たって感じの男の絵が載っている。うりぼう達が大きくなったらこんな感じだろう。 「それで、こちらが『白膚』、それからこれが『黒膚』と『赤膚』ですね」 レンアンのおっさんは、3カ所の絵を指差した。 「まあ、黒と赤は普通のイノシシの男達と区別がつきにくいかもしれませんが、一応牙が短いんですよ。それと、脱げば一目瞭然です。一物の形状が違いますからね。白含め黒と赤は細長くて螺旋状なんだそうです」 指し示された絵に、俺は目を疑った。 「……待ってくれよ、これって」 「これって?」 「ブタ、だろ? どう見ても」 俺は『白膚』を指していった。 レンアンのおっさんはしまったという感じで自分の額を叩いた。いい音がする。 「侮辱と取る方もいるので、その呼び方は本人たちの前では言わないでくださいね。一応町の住人ではありますが、この国の人達なので」 「なんで?」 「言いにくい話ではありますが、かつて落ちもののヒトがそう、『白膚』を侮辱したのです。最初侮辱されているとはわからなかったそうですが、その後問題になりまして」 確かに、あまりいい意味の慣用句を俺の世界で聞いた覚えは無い。 「……説明、どうも。あ、忘れてた。これ、茶屋の主から預かった土産」 俺はミクルから預かってきた風呂敷包みを、放り投げた。 レンアンのおっさんは慌てふためいて、それをキャッチする。 「み、みみみみみミクルさんの、お土産ですかっ! 手作りですね、手作りに相違ありません。素晴らしい、なんと素晴らしい」 風呂敷包みに頬擦りするおっさんは正直、キモい。 「いつもお斎を作ってもらってるけど、確かにうまいよな。あいつの料理」 「だだだだだだ駄目ですっ! ミクルさんのことをあいつなどと言っては! 貴方の贅沢な物言いは到底許されるものではありませんっ」 俺は、おっさんの慌てように、目を細めた。 「好きなんだ」 言ってから、すごく後悔した。 M字剃り込みまで茹で蛸みたいになるおっさんなんて、正直絵にもならない。 レンアンのおっさんは震える手で風呂敷包みを開け、中身の匂いを存分に鼻に取り込んでから、少し冷静さを取り戻した。 「ミクルさんは、『赤膚』の母とイノシシの父を持つ、間の子です。ですから、イノシシである里人からはやや離れて里外れに暮らしています」 あいつが、イノブタ? 「元々は、『赤膚』である母親が、今の里長に願い出て、『冬』に参加し、もうけた子です。母親の方はその後、ここの暮らしが合わずに出て行ってしまいましたが、ミクルさんの方は里長の保護もあって、ああして立派に成長なさって……」 「待て。なんで、あんた、里長に敬称つけないの?」 「ああ。……憚りながら、僕は、里長の不肖の弟に当りまして」 「つまり、里長が、あんたの、お姉さん?」 「はい、そういうことになりますねえ」 レンアンのおっさんは、お茶をすすった。 いそいそと風呂敷包みの中身を取り出そうとしている。俺にお茶を入れる気は毛頭無さそうだ。 なんか、今日はいろいろなことが身に起こりすぎて混乱している。 里長は娘二人にあんなことさせるし、このモテなそうなレンアンのおっさんはそれを自分の姉だと言うし。 「でさ、『冬』って何なの?」 「簡単に言えば、繁殖期です」 うわ、ずばり言ったよ、この人。 「御山の戒律に従い、里では、イノシシの男が暮らすことは許されません。僕みたいのは、もてないから極々例外です」 風に薄毛がそよぐ。 「毛並みが生え変われば、男は成人したと見なされ、若者組で集団生活を営んだ後、各地へ散っていきます。里に少年が少ないのはその為です。少年期になれば、すでに若者組の範疇ですからね」 冷静に説明口調でおっさんは話す。何か、話し慣れている感じだ。 「僕は、この化性竹の庵で、若者組にイノシシ国の成立を説いて聞かせる役目をしています。この為だけに、姉上が渋々置いてくださっている訳で」 おっさんは頭をぽりぽりとかく。 「でも、姉上は公正な方です。けして、無体な真似はいたしません。あなたも、こうして半年近く、健康そうではありませんか。それも里長である姉上の差配の賜物です」 そうなのか? 確かに、奴隷とか、いろいろと恐ろしいことも聞いた。 人身売買とか、そんなのがまかり通る、獣が人の姿をしているこの世界。 俺は、まだ、長い夢を見ていると心の中で思っている。 でも、夢だから、と思うには、この世界は整然としすぎている。 夢だから、と羽目を外しているのは、エロい方向だけだ。 俺は、そんな中でもがいて生きている。 ご主人様の名前がわからないのは、夢だからなのか。 夢だから、うまく聞けないのか。 わからない。 ただ、匂いがするこの夢は、俺には、手に負えない。 考え込んだ俺の耳に、悲鳴が届いた。 視線を上げると、おっさんの顔にさっと緊張が走るのが見えた。 「何事でしょう。竹林の外ならばいいのですが……」 二人して、庵の外に飛び出した。 「あちらの方向でしたね」 耳がいいのか、レンアンのおっさんは迷わずある方向を指し示した。 「見に行って来ます」 俺は駆け出す。 「僕は応援を」 「頼みます」 俺は再び竹林を飛び出した。 どのくらい走っただろうか。 竹林の外から、街道筋に出て、獣道どころではなく、へしゃげられた薮を見つけて、その中に分け入って。 目の前に現れたのは、異様な、光景だった。 なぎ倒された枯れ草。 へしゃげた茂み。 あちらこちらに倒れ込んでるイノシシが数頭。 その前に仁王立ちして背中の毛を逆立てた満身創痍のイノシシ。 そして。 その背後に、ぴくりとも動かない白い足。 俺は慎重に、足音を殺して、回り込んで近づく。 汗で張り付いた黒髪。 ケモノ耳は見えない。 むき出しの太股からも、尻尾は覗かない。 わずかに、わずかに、ちらりと見えた丸い肌色の耳。 ヒトだ。 人だ。 人間なんだ。 その構図を見た瞬間。俺の中で何かがぷつりと切れた。 腹の底から、怒りがこみ上げる。 とっさに草むらにあった手ごろな木の棒を取り上げて、叫びながら突進する。 振り向くイノシシ。 怒りに燃えた俺が振り降ろした棍棒が、狙い違わず脳天に直撃する。 奴は腕でかばうこともしなかった。 だが、俺の攻撃によろけもしなかった。 頭を振って、驚いたように俺を凝視する。 その眼は片方が傷跡で塞がっていた。 「おまえは……ヒトかっ?!」 怒号のような大音声が、俺を圧倒する。 俺は、思わず飛び退いて、バランスを崩してしりもちをついた。 木の棒は折れていた。 「それがどうした。そっちこそ、何やってんだよ」 震えるな、俺。震えるな。そこに人がいるんだぞ。 足下に小石が当った。気付かれないようにそれを握りしめる。 『冬』っていうのが来るというのは聞いていた。 大乱交パーティーみたいになるって。 それで気の立った男達が集まってくるって。 でも、それが。 「こんなちいさな女の子争って、傷つけることが、『冬』なのかよっ!」 俺は再び叫んで、またイノシシの男に殴りかかった。 石を先に投げつける。 イノシシは鬱陶しげに目をかばった。 庇った方とは反対側の肩に、傷を負っていたのが目に入った。 俺は、そこを狙って、裂けた木の棒の先を突き込む。 イノシシの男が、押し殺した呻きをあげる。 「莫迦が……」 低い声でイノシシの男が唸って、俺の腕を掴んだ。 万力に締めつけられるような痛みが襲う。 俺は棒を手放す。 棒はぶらりと男の肩からぶら下がった。細い木切れは入り込んだが、刺さるほどではなかったらしい。 「ぐっ」 上背は同じくらい。いや、奴の方が若干高い。 体の幅は二倍以上、体重は3倍じゃきかないだろう。5倍は差があるかもしれない。 「ヒトだと思って舐めるんじゃねえっ」 「ヒト……」 腕を掴む力が緩んだ。 イノシシの眼に迷いが浮かぶ。 「ヒトの男……どこから現れた? おまえの主はどこだ?」 「主? どいつもこいつも人のことを奴隷だと決めつけやがって。俺は供え物なんだから、奴隷じゃないんだよ!」 「どういうことだ?」 イノシシの男が眉を寄せた。 その隙を狙って、俺はぶらさがった棒めがけて、蹴りを放った。 下から、傷口へと棒が食い込む。 「むぅ……」 イノシシ男が俺を離して、傷口を押さえる。 「やめよ!」 俺は聞きなれた声に動きを止める。 ご主人様の、声だった。 まだ帰ってこないはずじゃ。 何故。 とっさに振り向いたそこには、確かにご主人様と、レンアンのおっさんがいた。 おっさんの方は、すっかり息が切れていたが、ご主人様には呼吸の乱れなんて、まったくない。 俺は驚いて、ぽかんとご主人様を眺めたままだった。 イノシシ男も、また、ぽかんとご主人様を眺めていた。 ご主人様は、そこらへんに転がっていたイノシシ達を足蹴にして、踏み越えてこちらにやってくる。 それでも倒れたやつらは動かない。その向こうでレンアンのおっさんがうろたえている。 「……なんでだよ!」 俺はようやく我に返って叫んだ。 なんで。 ご主人様がまだ遠くに行ってなかったのなら、なんでこんな事になる前に、こいつらを止めてくれなかったんだ。 女の子が。 そうだ、女の子! 俺は慌てて女の子に近寄った。 唸るような声でイノシシ男が威嚇した。 ご主人様が制してくれると俺は確信して、女の子の傍に跪く。 どこからどう見ても、人間の女の子だった。 耳も俺と同じだ。尻尾もない。 「それ以上、触るな!」 イノシシ男が突進してきた。 俺は避けられずに、撥ねられる、そう、思った矢先。 俺とイノシシ男の間に、ご主人様が瞬時に割り込んでいた。 「やめよ。儂が分からぬか。白継山のヌシなるぞ」 イノシシ男を低い声で諌める。 イノシシ男の身体は、ご主人様に食い込んでいた。 行く時に纏っていた服は、牙で切り裂かれていた。 でも、ご主人様は傷一つ負っていない。 そうだ。女の子を。 「触るな!」 イノシシ男の怒鳴り声が響く。 「うるせえ! てめえらがやったんだろうが!」 俺はイノシシ男に怒鳴り返した。 「ヌシなれど、なせに触れる輩は許さぬ!」 イノシシ男が一旦、身を引いて方向を変えて、俺に躍りかかる。 「……目をさまさぬか」 呆れたような声音が、響いた。 ご主人様が、深く身を沈めて、イノシシ男の鳩尾に拳を突き込んでいた。 イノシシ男がゆっくりと呻いて、横倒しに倒れる。 きれいに、女の子は避けていた。 地面に横たわった、そのイノシシ男に、俺は唾を吐きかけた。 「ゴボウ」 ご主人様が睨む。 俺は睨み返した。 「こいつらは、俺等の敵です」 それよりも女の子の容態が心配だった。俺は彼女に向き直る。 よろよろと、レンアンのおっさんが近づいてくる。 「触んなよ! 折れてるかもしれないだろ!」 気が立っていた俺は、レンアンのおっさんにも怒鳴り散らした。 レンアンのおっさんは周囲のイノシシの顔を覗き込んでは、考え込んでいたが、女の子のすぐ近くに倒れ込んだイノシシ男の顔を見て、はっとした顔になった。 「バジさんではありませんか」 顔色をうかがうように、ご主人様を見る。 「……そのようだ。他の奴らには見覚えが無いが」 ご主人様は、着物の襟を直すと、髪を指先で払う。 知り合い? だとしたらなおさら許せない。 「その娘は生きている。里の空き家に運ばせよ。儂は戻る」 女の子を一瞥して、そう告げたご主人様に、俺は安堵の息を漏らした。 「どこへ?」 「言ったろう?」 一旦出かけていたのを、戻ってきたってことか? 「あ、ゴボウさん、意識を取り戻しそうですよ、このお嬢さん」 俺がご主人様を見ている間にちゃっかり女の子の反対側でいろいろやっていたらしいレンアンのおっさんが顔を上げて微笑みかけた。 俺はあわてて、女の子の顔をみた。 うっすらと、目が開く。 焦点の合わない瞳が、俺を見る。 ああ、人間の女の子だ。 久しぶりに見る、傷だらけの。 今、助けてあげるから。里に運ぶから。 そう口にしようとした時だった。 「何奴!」 最初に女の子が示したのは、俺へのあからさまな警戒心と、拒絶だった。 レンアンのおっさんにも拒絶感を示し、周囲を、自由の効かぬ身体で見回す。 「ぬしさま?」 そして、膝元に横たわる、イノシシ男を見て、それまでの緩慢な動きが嘘であったかのように跳ね起きて、イノシシ男にすがりついた。 ヌシ様? このイノシシのオスが? 「いやじゃ、ぬしさま……目を開けて」 少女は昏倒したイノシシにすがりつく。 「ぬしさまっ、ぬしさまぁ……っ」 これじゃ俺が悪者みたいだ。 何故だ? なんで、こんなことになったんだ?! 冷たい風が、薮の中を吹き抜けていった。 (イノシシの国 ヒト編 六 了)
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…視界に広がる白い天井、数えたくないほど多いシミ。 そこが病院だという事に気づくのに、さほど時間は掛からなかった。 「…うん? なんで俺はこんな所に…痛っ!」 体を動かそうとするが、痛みに阻まれ容易に動かすことが出来ない。 よく見ると、腕にも足にも包帯、頬には絆創膏。 自分でもどうしてこうなってしまったのか、瞬時に理解できない。 しかし、"そいつ"を見た瞬間、一瞬にして全てを思い出すのだった。 「ガーディ……」 ベッドに横たわる俺の横に座り、突っ伏している傷だらけの少女こと、ガーディ。 起こさぬように寝返りをうとうとするが、その気遣いも虚しく、彼女は目を覚ます。 「うん…むにゃ……! ご主人様!?」 目を覚ましたガーディは、今にも泣きそうな目で俺を見た。 しかし、俺はその瞳をまともに見ることが出来ない。見れるわけがない。 なぜなら俺は…… 「ご主人様っ!」 「!?」 予想外だった。抱き付かれるなど、誰が思っていただろうか。 俺の気の内、怪我などお構いなし。力いっぱいの博愛固め。 意表を突かれて怯む俺の胸には、汚れてはいるが、ふさふさの毛を纏うガーディ。 俺の心は、張り裂けんばかりのショックを受けた。 「良かったぁ…良かったよぉ!」 「……」 …俺はガーディを守ることが出来なかった。守るどころか、守られてしまった。 少しの距離だからといって、強い萌えもんの出る場所へ行ったのが間違いだった。 つまり、彼女の管理を怠ったトレーナーである俺が完全に悪いのだ。 「…ご主人様? どうしたの? なんで何も話してくれないの?」 ガーディの質問に答えることが出来ない。彼女の目を見ることすら出来ない。 謝らなくちゃいけないのも分かっている。俺が臆病だというのも分かっている。 分かっているけど……それでも、出来なかった。 …そんな時だった。 「あれ? ご主人様、なぁにこれ?」 ガーディがそう言ってこちらに向けてきたもの。それは…… 「ダメだガーディ! それは……っ!?」 考える前に体が動いていた……が、それは罠だった。 ガーディの持った"それ"を取り返そうとした俺の手は容易く捕まってしまう。 その時に見た彼女の表情。それはもうこれ以上ないほど、にやついていた。 「ふふふ……ご主人様、捕まえたっ!」 「……」 俺の手を上下に振り回し、とても満足そうにはしゃぐガーディ。 そんな彼女の笑みを見てるうちに、なんだか俺の方も吹っ切れてしまった。 ヘコんでても時間の無駄。それなら、彼女とこうして笑って過ごしていたい。 彼女の笑顔を見ていると、心の底からそう思えてくる。 「ねぇご主人様、それでこれはなんなのっ? ボクへのプレゼントかな?」 「な、なぜそれを!?」 「えっ……?」 「あっ……」 …完全に鎌をかけられてしまった。そして、思い出す。 俺はガーディには内緒で、プレゼントとして"炎の石"を買いに行っていたのだ。 先月彼女からもらったバレンタインデーのお返しに、と。 もちろん、彼女には買い出しに付き合ってくれとしか伝えていない。 まぁ、結局俺とガーディは病院送りになってしまったが、この石だけは死守できた。 しかし、ほんのりと光を放つそれは今、彼女の手の内に…… 「え…えっと、ご主人様、今…なんて……」 「……」 「ご、ご主人様……?」 「だぁもう! 分かったよ! 俺の負け!」 「え……?」 本当はもっとちゃんとした形でプレゼントしたかった。 けど、こうなってしまっては後の祭り。もう腹をくくって渡してしまうしかない。 「そいつは…その……、今日って、ホワイトデーだろ?」 「ほわいとでー? ご主人様、なぁにそれ?」 「えっ!?」 …驚愕だった。 その言葉を聞き、俺は我が耳を疑った。 「じゃあお前、先月の今日くれたあのチョコは……」 「え? …あぁ、あれはただのボク特製、わさびたっぷり激辛チョコだったじゃん」 「い…いや、そうじゃない! ガーディ、バレンタインデーって、知ってるか?」 恐る恐る一番聞きたくない質問をガーディに投げかける。 この時の俺は、恐らく目視できるほど震え上がっていたと思う。 「ばれんたいんでー? なにそれ?」 「な、なんだってーーー!?」 「うわっ! ご…ご主人様、ここ病院!」 「あぁ、スマンスマン……」 まさかバレンタインも知らずにタイミング良く悪戯チョコを渡してくるだなんて…… でも悪戯チョコであれ、もらった物はもらったのだ。お返しはきちんとせねば。 「…ちょっと納得いかないが、まぁいいか。それ、お前へのプレゼントだよ」 「えっ!? 本当にプレゼントだったのっ!?」 「あぁ。その…お前、前から強くなりたいって言ってたろ? だからさ……」 「……」 そこから、言葉が続かなくなった。 心なしかガーディの表情が暗くなっている気がした。 そして、まるで時が止まったかのように、その一室は凍りついた。 …永遠にも似た時を経て、時は再び動きを始める。 「要らない」 「…えっ?」 凍りつくような長い時間を経て放たれた彼女の最初の言葉。 それは、俺の善を無に還すような言葉だった。 しかしその表情に曇りはなく、むしろ潔いほどの笑みを浮かべていた。 「今のボクには必要ないよ」 「どういうことだ……?」 「ボクはこのままの方がいい。理由はないけど……今はまだ使う時じゃない」 「……」 こんなに真剣な表情で話すガーディは初めて見た。 それだけ彼女は"進化"についてこれまで悩んでいたんだと思う。 それを、俺は何も知らずにやすやすと…… 「だから、さ。その…えっと……」 「……」 一通り話を終えると、急に女々しくもじもじし始めるガーディ。 対して俺は、真実の重みにのしかかられ、半ば自分を失いかけていた。 そんな俺にかけられた言葉。それは。 「それ、取っておいて! で、もしそれを使っても、永遠にボクと一緒にいてよねっ!」 「ガーディ……?」 「約束だから。絶対に」 …予想外だった。 俺はてっきり罵倒の言葉を浴びせられるかと思っていた。 しかし、違う。これはどう解釈すればいいのか。分からない。 「…あ、ううん、違う違う。やっぱりご主人様、だいっきらい!」 「はぁ!?」 「じゃ、ボクは先に家で待ってるからね~!」 「お、おい!」 満面の笑みで舌をペロッと出し、病室を駆け出すガーディ。 その後姿は、心なしか俺にはとても軽やかに見えた。 …分からない事だらけだ。でも、一つだけ分かることがある。 それは、彼女がこれからもずっと、永遠に俺の手持ちでいてくれるという事だった。
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緊急司令! 黒子のマタを閉じたり開いたりせよ! 神姫スレにどこからアホが迷い込んできて、住人と衝突、白熱する両者。そんな中、革命的な発言が飛び出した 『黒子のマタを閉じたり開いたりして落ち着くんだ』 なるほど、これは良いことを聞いた。さっそく俺はアニタを呼びに行くべく部屋へと足を運んだ 扉を開けて部屋に入るとアニタはマリンとおままごとをしていた。ほほえましいなぁ 「なあアニタ、ちょっと来てくれないか?」 「はーい、ご主人様。今行くよ」 こちらへ近づいてきたアニタを抱えあげ、パソコンの前に戻る 「ご主人様、今日は何をするの?」 「ん~、ちょっとこう、仰向けに寝転がって」 「えっと、こう?」 「それはうつ伏せ。逆だよ」 「こう?」 「うん、ちょっと足をこっちに向けてね」 頭に?マークを浮かべるアニタ。俺はそっと脚を掴み、クイックイックイッと閉じたり開いたりする 「きゃっ、ちょ、ちょっとご主人様やめてよ!」 かわいらしい悲鳴を上げて抵抗しようとするアニタ。しかし14cmしかない神姫の力では人間に逆らうことは出来ない 「いやっ、ちょっと、なにしてるの! やめてよぅ!」 うーん、ささやかな征服感。開いて~閉じて、開いて~閉じて… 「もう…いや、ご主人様お願い…やめて…。ごめんなさい…ボク、もうわがまま言わないから許して…ヒック…お願いします…もうやめて…ください…。うぅぅっくぅ…」 ついには泣き出すアニタ。しまった、やりすぎた。 「ごめんなさい…ごめ…ん…うっくぅぅぅ…」 「あああああ、ごめんよアニタ、俺はちょっと、お前があんまりにも可愛いから、ちょっとイヂワルしたくなっただけで、そんな怒っているとかそういう意図は全くなくって…」 顔を両手で覆って泣きじゃくるアニタを必死でなだめる俺。その甲斐あって何とか10分後には泣き止ませることに成功した。ごめんよ、本当に… 「…ヒック…ご主人様ひどいよぅ…女の子に…あんなこと…イック…」 時折しゃくりあげながらも、俺を恨めしそうににらむアニタ。ああ、俺が悪かった。何でもしてやるから、な? 「…アイス…食べたい…」 「あー、分かった。ハーゲンダッツあげるから、な?」 それから、アニタが俺の顔を見るたびに顔を赤くするようになったりしてマリンが「なにしたの?」とでも言いたげな視線をむけたりするが、まあ、何とかうまくやっている …そして再び飛び出す革命的発言 『白子のマタを閉じたり開いたりして(略